そのうちに 2025.5.~

最近、もの忘れが激しく、そのうちに記事にしようと温めていると、なんとなく・・・

そのうちに、まとめて、OPINION のページに入れますが・・・

というわけで、そのうちに、そのうちにと言って、毎日が・・・

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目次(日付順) 目次(テーマ別・順次作成中)

 

2025.5.21. 備蓄米

①批評ばかりしていて、なんの知恵もないのではいけないので、思い付きを少し。

②備蓄米でも輸入米でも良いから、政府が購入・引き取って販売(競争入札)する。入札条件は5キロ3500円で店頭売りすること。仲介業者の手数料は保障する。
タイ米にするか米米にするかはトランプさんとディールすればよい。

③この条件で競争入札すれば、流通経費などの影響は受けない。確実に米価は3500円になる。米価が下がるようなら価格の3500円を下げればよい。

④差額(損益?)は国が負担すればよい。

⑤むかし、天候不順でコメが足りなくなって、翌年の種籾すら不足した時、岩手農協だったと思うが、1月に種籾を沖縄に送り・田植え、春に収穫。岩手に戻し、その年の作付けを無事終えたという。北と南の知恵者が機転を利かしたのだと思う。今回のコメ不足にはその知恵者が居なかったのだろう。
ちなみに、沖縄の酒屋(泡盛)がその米を代々植え付けて、沖縄には珍しい日本酒を作っていた。(現在は作っていない)粋な計らいであった。

2025.5.21. 少数与党

①選挙の日程も見えてきたので、早めに、ひとこと。

②少数与党は野党の一部の賛成を得ないと法案を通せない。正しいのは、野党も納得できる政策を提案することだが・・・。

少数野党は受けねらいで華々しい提案に終始して、本当に国の将来を考えているのか疑わしい。少し譲られると「頭にのって」さらに要求を拡大する。どこかの国の関税令への国の対応にも似ている。

④選択的夫婦別姓も野党が(譲り合って)協力しなければならないのに、それぞれが目立ちたい結果、結局なにもできない野党になってしまった。

⑤野党が団結すれば、「少数与党」に勝てるのに野党間の目立ちたがりで与党に与する結果になってしまった。野田さんが「国家」を語ろうとして、結果、影が薄くなり支持率を減らしてしまった。

⑥なんのかのと言っても、選んでいるのは国民で、小選挙区の結果、地元に有益な人を選ぶ癖がついている。国家を論ずるひとがいないのも確かだが、聞く耳が育っていないのも間違いない。

2025.5.21. 売るほどある

①「売るほどある」という言葉が、宮崎弁などと言い訳するのを聞いていると、この人日本語が判っているのかな?と思う。揚げ足を取るつもりはないが国務大臣を務める人が、あまりにも不用意であると思う。

②AがBに「米を買ってくれないか」と言って、Bが「米は売るほどある」と答えた時、Aの「不要なコメを買って(誰も買ってくれない)・・・」という気持ちと、Bの「うちも有り余っているんだよ」というニュアンスを含んでいる。そんな宮崎弁はない。

③ついでながら「マーケットを動かすことの難しさ」に触れた下りで、そんなこともわからなかったのかという想いがする。「供給が増えれば価格は下がる」というのは経済学の原則だが、原則通りになるのであれば「学生のレポート」レベル。あまりにも「お粗末」。

④それにしても、何かと「地元」を出す姿勢が最悪。地元からコメを戴いていて「私は困らない」。選挙区の皆さんに申し訳ない。誰に向かって政策を考えているのかが判らない。二世議員の弊害を絵にかいたような結果であった。

⑤記者会見の表情を見ていても、反省の表情には思えない。私には「うすら笑い」を隠している表情に見えた。私も相当ひねくれた眼を持つようになったとおおいに反省している。

2025.5.17. はしか

①アメリカで「はしか」が局所的に蔓延しているというニュースがある。以前、私が務めていた学校で「はしか」が発見され、休校措置が取られ、ワクチンが生徒全員+希望する職員に無料接種されたことがある。クラブ活動では休部はもちろん対外試合も保健所からの命令で参加できず、「参加させたい」と言った校長が保健所職員から「強く叱責された」という噂が広まった。

②担任であった私も、生徒個人の状況把握に追われ毎日電話連絡に追われ、緊張した日々が続いた。幸い感染した生徒は無事で、それ以上の伝染は食い止められたが、「はしか」がいかに危険な感染症であるかをつくづく思い知らされた。

③さて、アメリカだが、感染症研究所の予算が大幅に削られ、SNSではワクチンが自閉症を誘因するというデマが広まっているという。トランプ氏自身は今のところ発言していないが、バイデン氏のコロナ対策を批判していた立場で、強い対策は期待できない。感染力が強く、空気感染すると聞いている。

④日本人としては、このまま収まることを祈るしかないのだが、水際作戦以外に打つ手がないのが「トランプ世界」の国際不安の材料になる。状況を注視したい。

2025.5.15. 男系男子

①松本氏は「旧皇族の男系男子の養子案を進めるべきだし、女性皇族の夫子は皇族にしてはいけないでしょう」と指摘。「皇族の公務が多ければ公務数を削ればいいだけのこと。天皇陛下は祭祀(さいし)の長であって、皇族方はこれを支えるのがお仕事です。それが国家、皇室の大原則」と強調した。(産経新聞)

②まず、「旧皇族の男系男子の養子案」。養子になろうという人はいるのであろうか。基本的人権の大切さを全く考えていない。何年も会議を重ね、実現性のほとんどない結論を実行すれば、時間的に取り返しのつかない事態になる。

③次に、「天皇陛下は祭祀(さいし)の長であって、皇族方はこれを支えるのがお仕事です。」天皇家に生まれたばっかりに、「祭祀の長」を押し付けられ、それが「お仕事」とは何たる傲慢。1日でも体験してみればよい。私なら「まっぴら」ごめん。希望する人がいたら、下心の塊。

④「女性皇族の夫子は皇族にしてはいけないでしょう」。確かに遺伝子レベルで見れば「刷新」されて、「継続性」は絶たれる。しかし、象徴天皇の流れは引き継がれるだろうし、保守の人たちの言う日本の伝統は守られる。気をつけなければならないのは、「権力闘争の具」に利用されないような方途を考えること。

⑤今一度、天皇家の人たちの「基本的人権」を考えるべきであろう。天皇家の養子になれば自身の人権を放棄することになる。

追記(5/16) : 126代続く男系男子というが、たとえ私(男性)でも人類発生以来「男系男子」なのですよ。記録が残っているかどうか、その記録が正確かどうか、少なくとも仁徳天皇以前は神話の世界。もたもたしていて本当につながらないこともあり得ます。その時、象徴天皇を断絶させることなど出来るのでしょうか???

2025.5.14. 万博・学生優待

①大阪の小・中・高(?)の生徒が学校単位で万博に無料招待される制度があるが、辞退する学校が多く・・・なんのかのとざわついている。

②多くの子供たちに見せてあげたいという主催者側の気持ちも理解できるし、子供たちに多くの体験をさせるのは教育の基本であるから反対する理由はない。

③一方、学校側としては①年間の行事計画の変更②時間割の調整(これが意外と面倒)③引率教員の確保・事前の現地調査④事故対策(特に低学年)(高校なら集合解散時間をきめて、自由行動で済むが)⑤保護者の了承などなど

④TVなどの映像を見ていると、20~30人くらいの生徒を数人の教師が引率している。小学校で20クラス以上の規模となると、一斉に来られるのか心配。朝9時に学校に集合、午後2時過ぎに学校で解散という「強行軍」のようだ。バスの手配も学校の仕事になる。それでなくてもバス運転手の不足が取りざたされているのに。

⑤むしろ生徒全員に親子の無料入場券2枚を配ってはどうか。両親がついていくなら1人分は自己負担でも良い。子供が2人いれば家族4人で行ける。気を利かして、子供の「有給休暇」のような「万博届」を認めるような制度を設けても良い。

⑥子供たちに良い体験をさせることは賛成だが、アイデアだけの丸投げでは現場は堪ったものではない。それでなくても過剰労働で教職志望が限界に達している。みんなで知恵を出し合うときではないか。

2025.5.14. 救助費用

①富士山に限らず遭難救助の費用が問題になっている。

②登山者の立場を代弁すると、「アルピニズム」がある。より困難なルート・季節に挑戦することによって「登山ルート」が開かれてきた。現在の一般ルートでも、最初は未踏のルートであった。しかし、これらの挑戦は周到な準備と訓練の下に行われていた。

③現在、登山禁止が条例で定められているのは(私の知る限り)谷川岳と剣岳だとおもう。しかし、いずれの地域も精密な登山計画書を事前に提出し許可を得ることにより登山可能である。富士山などではヒマラヤ遠征隊の基礎訓練が行われている。北アルプスでも厳冬期登山の訓練が行われているが、事故の話は耳にしていない。

④半世紀前の話だが、当時遭難救助費用は自己負担が原則と聞いていた。ヘリが出動する場合1回100万円、雪山の遭難救助は1人1日2~3万、10人ほどでの捜索が通例だった。唯一無料なのは、県知事の依頼で自衛隊が出動する場合。以上は相当脚色された噂話とも思えるが、穂高・滝谷で遭難して夫婦で600万円請求されたという本人からの話も聞いた。

⑤最近の遭難事故を聞いていると、言語道断。外国人については2~3日拘留して大使館に引き渡すことにすれば、旅行日程などの影響で抑止効果があると思う。

⑥富士山については、「死の滑り台」と呼ばれるくらいで、いったん滑落すれば怪我どころか遺体の回収すらできない状況。以前、滑落した高校生が遺体にしがみついて止まり、遺体回収の救助隊に救われたという話があった。そんな状況なのです。

2025.5.7. 憲法擁護省

①ドイツには憲法擁護省というのがあるそうだ。どのような組織なのか詳細が判らないが、さすが、としか言いようがない。

②政治権力が自身に都合が良いように憲法を改訂させないように、政治組織の中にチェック機能を持たせていることに驚いた。

③そもそも憲法は権力の行き過ぎを抑制するためにあるのであって、権力側が憲法改正を発議すること自体、おかしい。

④自民党の憲法改正素案をみても、改正しやすくするために発議を国会議員の過半数としようとしている。改正内容も、自民党の党是とする内容を認める条文になっている。

⑤現在の憲法に盛られていない、環境権や緊急事態条項を盛り込むことも検討されているようだが、憲法に無い条項については国会の決議で実行可能であるので、憲法を改正しなくとも必要な法律を制定することは可能であり、いまだに制定されていないのは政権の怠慢とも言える。

⑥現状を見ていると、全面改訂のようであるが、どさくさに紛れて「使いやすい」憲法を目指しているように思われる。平和条項の9条だけの改訂となれば改正がより難しくなるのは自然だから「時代にそぐわない」「GHQからの押し付け」などとの論理とともにウヤムヤにしようとしている。

⑦なお、国民投票の二分の一条項だが、イギリスのEU脱退・アメリカの大統領選挙など昨今の国際情勢を見ると、「僅差の多数決」が国を二分する結果を招いていて、不安でならない。多数が賛成できる原案が固まるまで議論を深めて待つべきだと思う。

2025.5.6. 感染症の分類

①忘れていたわけではないのですが、感染症の分類について持論を展開したいと思います。コロナ禍で「2類相当」ということで議論もありながらそのまま。検証がなされないのは日本人(政府)の得意芸。

②感染症は以下のように分類されます:メディカル・ケア・サービス株)
一類感染症:最も重要で緊急性が高い。例:エボラ出血熱、ペスト。
二類感染症:重要度が高いが一類に比べるとやや緊急性は低い。例:結核、日本脳炎。
三類感染症:地域社会における拡散を防ぐための管理が必要。例:百日咳、麻疹。
四類感染症:主に動物から人への感染が懸念される。例:狂犬病。
五類感染症:報告の義務は緩和されている。例:インフルエンザ。

③感染症を列挙して5つに分け、その特徴を述べている。そのためコロナのような新しい感染症が現れた時、「二類相当」という扱いになった。一類の感染症と較べて、「そこまでは」という感覚。

④類別によって対処方法が定められていたので混乱が起こり、対応が遅れたことも事実。五類に移行する際も、対応を変えてよいかどうかでもめた。分類と対応の条文に振り回された混乱だったとおもう。

⑤未知の感染症の発現に、既存の物差しで対応しようとしたこと、物差しにこだわって対応が遅れたことの反省がなされていない。

⑥以下、私見。
まず、致死率・感染形態・感染速度・治療方法などの項目で実態把握をし、深刻度を定める。その段階から総合判断して危険段階を指定する。
これは、活火山の噴火危険度の評価に似ている。火山性地震・震度・地殻変動などから、危険性や対策を準備している。

⑦コロナの場合は、感染速度と致死率から高度の危険性を声明し、症状に応じた治療体制をとるべきであった。警報はその内容が周知されることに目的があるのであって、すでにある「枠」に当てはめて、書かれている対応に終始することではない。

⑧「そのうちに」まとめてオピニオンの欄に書こうとおもう。

2025.4.16. きもちことば

①自身の気持ちを表現する言葉(単語)が代表的なものだけで100個くらいあるという。それに対して「やばい」から始まる現代人の語彙力が、あまりにも乏しいというTV番組の感想。

②当然のことながら、自分の気持ちを表現する言葉が乏しければ、それを相手に伝えることは出来ない。まして、相手の感情を理解することはさらに難しい。

③番組では小学生低学年の学校生活を舞台に、子供たちがどのようにして「ことば」を理解していくかの「さわり」を紹介していた。私自身も思い返せば幼児から「転校」が多く、友達の少ない環境に育った。周囲の大人たちの会話から成長していったように記憶している。

④教師になって、ベテランと呼ばれる教師たちが生徒の心の中に語り掛ける様子を見て、「学習」した次第。本来は「学習」ではなく「実習」でなければならなかった。今頃になって、見えぬ相手にこのような文章をつづりながら、「きもち」を伝える努力をしている。

⑤SNSなどを見ていると、前掲の100個くらいの「きもちことば」のうち10数個くらいしか登場してこない。番組の中で詐欺の「かけ子」などのリクルーターが、いかに青年を犯罪に引き込むことの安易さを証言していた。

⑥丁寧に話を聞いてやることにより、ほとんど「いいなり」になる人間関係が築けるという。逆に、そのような人間関係がほとんどない境遇にいた人たちなのだろうと推測される。恐ろしい世の中になっている。

2025.4.5. ソメイヨシノ

①私の誤解であれば良いのですが。

②ソメイヨシノは突然変異でできた品種で、「種ができない」。そのため「接ぎ木」で幼木を育てるしか増やす方法がない。

③一方、遺伝子は成長のために細胞分裂するたびに「短くなる」。受精した細胞のみが遺伝子をもとの長さに戻せるという。つまり「接ぎ木」では延命措置にはならない。

④ソメイヨシノは「絶滅種」なのである。環境の影響で多少の延命の可能性があるかもしれないが、数十年後を考えると・・・。

⑤日本中の桜の名所が徐々に別の品種に植え替えられている。そのような時代を覚悟しなければならない。

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