朝のひととき

河童橋の喧騒も 静まり
静謐という言葉が浮かぶ 朝のひととき
上高地を 永遠の時間を 独り占め


奥穂 ロバの耳 ジャンダルム
厳冬の朝
(614-6)


突然 目前に広がる上高地
こんにちは
今年も 訪れることができた
(620-17)


焼岳
月は「西」に 日は「東」に
(659-6)


河童橋のたもとで
(1064-5)


手塚治虫に「空気の底」という短編があった
深海の緊張感
(743-7)


朝の陽に 枯れ木も幼木も 背筋を伸ばす
生命の息吹
(522-31)


一人の女性が自転車で駆け抜けた
ここにも 朝の通勤
(594-14)

徳澤の朝 東向きの谷
朝陽がまぶしそう
(998-26)

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