光彩2

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つかの間の輝き

霧氷の美しい朝 山の端から太陽がのぞくと
瞬間的に融けた水滴が 七色に輝く
(768-8)

未明の河童橋

「未明」という表現を 実体験するひと時
人も自然も 太陽の光を待ち焦がれる
(1064-5)

新雪の朝

昨夜の嵐は 感動の夜明けの準備
西穂の山々は 朝陽に輝く
(963-2)

白銀の上高地

人もまばらな 静かな上高地
なにごともなかったように カラマツ林が輝く
(882-20)

焼岳の朝

上高地で 真っ先に朝陽が射すのが 焼岳
静かに水蒸気を吹く山頂は 「輝かんばかり」
(766-25)

冬を迎え 春を待つ

梓の河原にも やっと朝の陽が差し込む
ケショウヤナギの幼木が 春に備えて新芽を延ばす
(1060-20)

今日も 快晴

これ以上ない 青い空が ひろがる
北穂の峰々が 見上げる
(1074-23)

陽が傾くとき

100年前の噴火の跡 風雨に浸食された谷が
当時を思い出すように 息づく
(359-9)

あしたも晴れ

刻一刻と 表情を変えた焼岳
一日の終わりに 静かな夜を迎える
(727-16)