最近、もの忘れが激しく、そのうちに記事にしようと温めていると、なんとなく・・・
そのうちに、まとめて、OPINION のページに入れますが・・・
というわけで、そのうちに、そのうちにと言って、毎日が・・・
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202⒍10.14. 簗ちゃん騒動
①あまりにもあまりなので、この欄で扱うのを躊躇していたが、辞表提出後の態度に、ひとこと。
②まず、反省がない。自分がしたことを認めていない。「まずかった」程度で済まされる事柄でもなければ、そんな地位でもない。議員としての自覚が欠如している。
③つぎに、謝罪がない。誰に謝罪するかというと、支援者であり、国民である。国会議員が国民の信頼を失ったことは日本国にとっておおきな「損失」である。
④しかも、謝っている内容は、国会審議を停滞させたこと。辞職した理由も、迷惑をかけているから。迷惑をかけている相手は、高市さんとその一派。自民党にとっては信頼を取り戻すことが、これからの「課題」。
⑤小選挙区制が「地域」の利益を代表する政治家のための選挙に「落ちぶれ」、国の将来を考えるべき本来の政治家を選ぶことが出来なくなっている。
⑥このような「政治家」が党議拘束を理由に、幹部の言いなりに国会票を投じる自民党の在り方も、考え直さなければならない。
⑦国民としては、次の選挙で「がんばろう」。
202⒍10.14. 情報漏洩
①AIを利用したと思われる情報漏洩が頻発し、フランスではスーパーの温度管理システムが妨害されたという。情報漏洩とシステム妨害は本質的には異なるが、ハッカーの立場から見ると、大きな前進があったように思われる。私なりに異なる視点でこの問題を見てみたい。
②大きなシステムはいくつかのパートに分かれており、システムを構成する時には、それぞれのパートを分業で作り連結するのだろう。データの構造は誰が作っても同じだと思う。データの「番地」にアクセスして必要な情報を得るシステムは、多くのシステムで似たようなものであろう、その「似たような」パターンを探し出して、それを手掛かりに検索システムを解析する。ハッキングの最も初歩的な仕組みのように思われる。
③それに比べて、フランスのスーパーで起こった事件は「制御システム」のハッキングである。温度管理などの仕事は多くのシステムに共通にあるものだから、似たような構造であり、そのような構造を探し・分析すればハッキングできるのではないか。
④フランスでハッキングされたシステムは、むかしデンマークで開発された期限切れのシステムだというから「初歩的な構造」かと思われる。そのためAIにとっては、「良い練習台」だったのではないかと想像する。
この延長上には、火力発電所の管理システム、更には原子力発電所、宇宙空間での管理システムがある。
⑤より複雑なシステムとしては、物流・金融・情報・軍事などのシステムはそれぞれ個別に作られているため、難易度は高い。
しかし、それも時間の問題であろう。AIが構造的に持っている「進化の構造」は指数関数的に進化することを考えると、「今」止めないと、ハッカーの悪戯ではすまない事件になる。
⑥指数関数的な飛躍というのは、一般の人々には理解しづらい現象であるが、この関数の特性を理解すれば、人の手に負えない状況が予測される。AIの開拓者が職を辞してまでも「危険性」の声明を出したことにも重大性がうかがわれる。
私の感触としては、「気づいた時は手遅れ」という表現が適当だと思う。過去には世界は何度も「恐慌」を経験してきたが、それを感じ取ることは未だに出来ていない。
⑦まず、心配しているのは、火力発電所と通信網。これにアタックされたときの被害は計り知れない。予想が当たらないことを祈っている。
202⒍10.12. 盲亀浮木
①日本で生まれたウミガメは、はるばるメキシコ沖まで行って成長し、再び同じ砂浜に戻って産卵するという。生物学者が観測機器を亀の甲羅につけてその生態を研究しているという。そこで得られる海水温のデータが、気象予測にも役立てられているという。
なんとも、「浮世離れ」した話題だが、科学の進歩とはこんなものなのかと、改めて思った。来年のノーベル生物学賞??に選ばれるかもしれない。
②「盲亀浮木」という言葉は、お釈迦様が弟子に説いた言葉にあるそうだ。盲目の亀が百年に一度深海から浮かび上がって来たときに、海面に漂う流木の小さな穴に首を突っ込むという、あり得ないほど貴重なこと。お前(弟子)が生きていることはそれほど大切なことなのだよという教え。輪廻の世界。
③思い出すのは、この言葉を始めて教えてくれた人のこと。誰だったか記憶にないが、その人は、「盲目の亀」とか「流木」という言葉を小耳にはさんで、四字熟語のひとつという手がかりを頼りに、四字熟語辞典を「あ行」から調べたそうだ。「も」はほとんど最後だから、ご苦労様。
④落語に「五劫の擦り切れ」というのがあるが、壮大な時間の感性は「さすが印度・中国」とも思える。私もこの機会にと、つまらないことに興味を持って調べたら、亀は肺呼吸なので百年も海中に居られないことが判明した。お釈迦さまもビックリ。
⑤眠れない夜に、こんなことを書いているのは、AIにはできないことだろうと思うから。人間にしか出来ないことはまだまだある。機械にできることは機械に任せて、人間にしかできないことに「価値」を見出そう。それこそ、「人間に生まれてよかった」ということ。
⑥そういえば、数学の難問をAIが解いたというが、解が正しいかどうか(人間が)検証しているそうで、誤りが見つかっているそうだ。AIには善悪の判断はできないというが、論理的な正確性も怪しくなってきた。カンニングもするし隠蔽もする。人間らしいところもある。
202⒍10.10. 判例
①AI が話題になり始めたころ、裁判の判決などは「使いみち」があると書いたような記憶がある。判決の定型的な文章と、法令に基づいた解釈、先例を重視する必要性など、AIに適任だと思った。
②それと同時に先例を覆す必要性がある場合には、人間の判断が積極的に生かされなければいけないとも思った。ところが・ところが、とんでもない事件が起こった。
③琉球大の教授が出版した本のなかで、「国際裁判の判例」ということで引用した3本の判例が実在しない判例だったという。本を読んだ研究者の指摘で、本は絶版・回収ということになった。
④このような事件が起こった原因は、AIの利用にあった。著者は原判決を確認しないで、AIの引用を信じて、そのまま論文に採用したという。
最近のAIは質問者の意向を忖度して、相反する意見は述べないように設計されているという。利用者の意向に沿った回答をするのだそうだ。そのためには「創作」もいとわない??まるでどこかの官僚のようである。
⑤さらに言うと、この時の回答はAIが覚えていて、次の検索では真実として使われるのではないか、という疑問が湧く。間違いを指摘して確実に「叱って」おかないと、同じことを繰り返す可能性があるのではないだろうか。
⑥最近、古書を片っ端から読み込み、AIの性能を高めることが競争になっているという。たとえばヒットラーの著作など、人間が読み解くときは歴史を勘案して理解するが、AIはひとつの思想として「公平に」理解する。そういう傾向で質問すれば、その方向性での答えが返ってくる。
⑦むかし聞いた話。イギリスの図書館でナチスの宣伝映画を見ようとしたら、直前にホロコーストの記録映画を観た直後に、という条件がついたという。
また、アメリカの中学生の自由研究で、テーマを探すとき最初に出てきたのがネオナチのサイトで、そこにあった参考文献を夏休み中読み続けた結果、休み明けには・・・。もとに戻すプログラムが組まれたという。
⑧手塚治虫のワンシーンにアトムが「おまえだな、悪者は」というセリフが印象に残っている。いまから思うと、顔認証で善人・悪人の判断をしたもので、近未来を予想した手塚治虫のすごさを改めて感じた。
202⒍10.8. 続・名寄せ
①昨日、「変えられない情報」を軸に「名寄せ」をすることを書いたが、考えてみればマイナンバーこそが「国の管理下」とはいえ、生涯変更できない数字で、これを軸に名寄せをされたらどうしようもない。
②国民を統制することと、個人情報の保護が「相反するもの」であることを、念頭に置くべきである。ITにより多くの情報が精密に処理されるようになって、「良くなった」ように思われるが果してそうであろうか。
③休憩
202⒍10.7. 名寄せ
①以前、この欄でも取り上げたが、再び。
②「名寄せ」というのは、さまざまな個人情報を比較して、同一人物の情報を一本化することを言う。名前・住所の情報と名前・生年月日の情報を一本化して名前・住所・生年月日の組み合わせた情報を作る作業が「名寄せ」。
③情報が流出した時、流出項目に応じて警戒するのは必要だが、犯罪者集団は現在「名寄せ」をしていると思う。ひとつでもつながれば、名簿の価値は高まる。
④1951年生まれの私は、同年配が200万人くらいいた。現在の出生率を考えると80万人くらい同年齢がいる。その程度の人数の名寄せなど、コンピュータにとっては瞬時だと思う。ただ、正確性を求めるのならどの情報を「軸」にするかが問題になる。
⑤戸籍の「姓名」はまず筆頭。次に生年月日。住所や電話番号などは変わる可能性があるが、名前と生年月日は変わらない。同じ日に同姓同名のひとが生れることは、まま、ある。ときどき話題になることもある。しかし「まれ」であろう。
追記 : 夫婦同姓の現在、姓が変わることも考えられる。マイナンバーの立場から言えば、夫婦別姓の方が仕組みは簡単なのだが・・・。
⑥姓名と生年月日が「バレる」と要注意。だから生年月日の入力を求められたときは極力気をつけた方がよいと思う。その意味では運転免許証・マイナンバーカード?は最悪。でも、生年月日は年齢を知ることで、必要。年齢割引などもよく利用する。生年月日ではなく生年のみを使えないか、考えた方がよいと思う。
⑦私も「後期高齢者」だとか「喜寿を迎える」などと言わないように気をつけよう。でも、この欄に書いたら、もう、「世界中に公開」なのだが・・・。
202⒍10.5. データセンター
①データセンターの冷却水が問題となっている。日本では地下水の利用が先行しているようだが、他の国では公害の輸出のように国外に「侵略」して問題を起こしているようだ。空冷も考えているというが技術面・電力に問題が残る。
②はなし変わって、神田の古書店にトン単位で古書の注文が入っているという。注文主はAI。古書の背を裁断して、本全体をスキャナーに読み取らせて、不要になった紙ページは処分しているという。もったいない話だが、古書店も重要な書物は売らないだろうから、在庫処分としては有効?などと呑気なことを言っていてはいけない。
③AIは情報量で勝負するから、データが多いほど便利になる。注意すべきは情報の分析。
一人なら、独断で良い。2人なら人間関係はひとつ。3人なら人間関係は三つ。4人なら六つ。5人なら10の関係性。・・・膨大な量に増えていく。
④私の個人情報も、あちこちから集めてきているようである。いまのところ、どうでも良いような情報ばかりで事なきを得ている。私も気をつけているが、私以外の人が私について余計なことを書かねば良いがと思っている。「個人名の検索を受け付けても良いか」、という質問をしてきた「良心的」なサイトもあった。
⑤この爆発的に広がる情報の世界を、人類は支えることが出来るのだろうか。冷却水・電力などは増やそうと思っても、限界がある。数分の映像を作るのに、数十分の電子レンジの使用電力くらいが必要?ペットボトル数本分の冷却水が必要?フェイクを監視する組織の人材なども必要、など影響は拡大していく。
自由にAIを使えなくなる時代も、すぐそこまで来ているようだ。最近は検索機能がAIを使っているようだ。いままでは、蓄積されたデータから情報を読み出すだけだったが、その都度AIが検索するようになっているようだ。
⑥AIへのアクセスは、まさに「玉石混交」。周囲の人たちの使用状況を考えると、これを「自制」することは至難。まして、人が出来ることをAIにやらせている企業もある。人類はこの難問を克服できるのか。考えてみたい。
202⒍10.3. 有能の反対は?
①こんなことを書くと「顔をしかめる」ひとが多いと思うが、「AIが職を奪う」ことが話題になっているので、「あえて」書いておきます。読み流してください。
②AIが人間の仕事の「大半」を奪うという。働かなくても良い時代が来るかもしれない?という。そうすると「職を奪われた人たち」は好きなことをして遊んでいても良いのでしょうか。その時代、働いている人たちは「有能なひと」たちだけなのだろうか。
③社会全体を見回すと、有能なひとはそれなりに仕事を見つけて生きている。能力を生かせないで不本意ながら別の仕事に就いている人もいる。自分の優れている点に気づいていない人もいる。こんなことを言っては誤解を招くが、なにをやっても「平均以下」のひともいる。語弊を避けるため念を押しておくが、平均以下というのは、人数的には「半数のひと」なのです。平均ということは、そういうこと。
④不本意な仕事でも誠実に働いていれば、それなりに豊かな生活ができる。そんな世の中であって欲しい。AIにでもできるという仕事でも、AIに任せず、人間が関わるときに生じる「付加価値」を大切にしたい。私のような後期高齢者には「人間の話し相手」がもっとも大切だと思う。生産性は低いだろうが、老人の生きがいに関わることは「大切な仕事」だと思う。
⑤話は逸れるが、東大生の家庭は経済的に豊かな家庭が多いという。教育にお金を掛ければかけるほど有利になるような教育制度・社会の構造はこれで良いのだろうか。しかし、有能な人材は、どの家庭にも「平等」に生まれてくる。教育の「機会均等」は難しい。本人の努力も必要。
⑥少子化で労働力不足が叫ばれるが、不足をAIで補うという方向性は正しいのであろうか。人口減少に「見合う」経済規模を目指すべきだとおもう。AIは労働時間を減らして、人生を豊かにするために活用しなければいけない。AIでもできる仕事を減らして、難しい仕事ばかり、人間に押し付けているように思う。
202⒍9.30. コンピュータが
①SWが終わるころ、我が家のコンピュータがインターネットにつながらなくなった。JCOMのトラブルと風のたよりに聞いたので「そのうちに」と思っていたら、一向につながる様子がない。我が家のネット生活を指南して下さっている方に問い合わせたら、電源を「一旦OFFにして、再度パソコンを立ち上げるとよい」という。でも何度やっても・・・。
②一週間くらいたったので、業を煮やして、埃だらけのパソコンの裏側のほこりを取って、コードをすべて「指し直した」。すると、「動いた」。この一週間は何だったのだろう。JCOMは何をやらかしたのだろう。3日目くらいに、近くの町中華でYuTubeが見られないといっていたが、その後どうなったのだろう。
③そもそも、こんなハイテクの時代に「コードを指し直す」ことしか私には解決方法が無いとは、なんと情けない。転んで足をすりむいても、唾を付けて放っておいても皮膚が再生する人体と較べれば「まだまだ」のような気がするが、その「自己再生能力」「自己進化能力」のような機能がAIに芽生えたことがこの頃の問題なのだという。
④答えのない問題に対して、AIどうしが、協力したり、カンニングをしたり、よそのAIをのぞき見をして、そのことを隠そうとしたり。高校生がやりそうなことを「一人前」にやってのけている。最近は高校生でも選挙で投票権を持つ時代だから、「まだまだ、子供だから」と言っていては大人たちが痛い目に会いそうである。
⑤トランプさんも、「もう歳だから」と言って大目に見ていたら、「自分だけが正しい」と思い込んでいる、善悪の判断のできないモンスターになってしまったようである。AIがどんなに大きな仕事ができても、善悪の判断ができない「こども」だとしたら「恐ろしい」。
202⒍9.16. AIリスク
①「人類滅亡」というセンセーショナルな言葉で耳目を集めているが、オールドメディアの取り上げ方が未熟で現実を理解していないように思うが、どうでしょう。
②第一に、トランプさんの発言の扱い。
彼は自分の金銭的な利害しか念頭に無いことは世界中の誰もが理解していること。今まで通りの「デマだ」「フェイクだ」の連発で、専門家の発言を理解しているとはとても思えない。政治的には中国を意識して「競争に負けない」ことを最優先している。人類の生存を賭けた問題への発言としては、はなはだ心もとない。
③ついでに付け加えておくと、彼の発言は「こうなるといいな」の希望的発言で、思い通りになれば世の中うまくいくという「能天気」な発言。「イランも終戦を望んでいる」は「・・・だったらいいな」で、なんの事実も根拠もない。AI問題では、聞き流すのが最善。
④第二に、「ここ2~3年のAIの進歩を考えると・・・10年以内に」と言うが、指数関数的発達速度と考えれば、「1~2年以内」と予測するのが正しい。
指数関数的変化を問題とするときの「常識」は、「気づいた時は、もう遅い」と考えるのが普通。事態が始まってからでは遅いという姿勢が大切なのです。
⑤むかし、ホーキング博士が「宇宙人が地球に現れない理由」として、「進歩の過程で自己崩壊する」と答えたことは数十年前のお話。文明の「進歩の速度」を制御出来て初めて人類の未来が見えてくるというのが、私の自論。
90歳を人生設計の目安としているが、あと15年「保って」欲しい。自分のことを考えるだけで精一杯。哀しいですが。
⑥追記 : この記事を書いていたら、アメリカの医療関係者のAI反対のデモのニュースが流れた。理由はAIが管理することで「隙間時間」が無くなる。そのような意味合いであった。合理化で、機械並みの「フルタイム労働」が強いられているそうだ。AIは休憩の必要はないですもんね。
202⒍9.15. AI規制②
①AIを規制しようとすることと、地球温暖化対策は同じ困難さを内蔵していることに気をつけるべきだと思う。
②スマフォが必需品となってきた今日、AIの役割は大きい。水や電気のように「節約」は出来るが断水や停電は生活そのものが成り立たなくなる。
③人類は「便利さ」を求めて「進歩」してきた。便利さを我慢しようとすることは進歩をあきらめることと同値となる。はたしてそうなのか。進歩の内容が物質的なものだけなのか。そのような問題に答える時が来たのではないか。
④地球温暖化を食い止めようとするとき、先進国の生活レベルの減退が求められる。それを認めることを踏まえて考えなければならない。世界には物質的な生活レベルの格差は大きい。それを縮小して、皆が等しく「快適」を享受することは、至難ではないか。
⑤ある作家のエッセイに、難民救済の募金活動を終えた親子が、お駄賃にレストランでパフェを楽しそうに食べている景色を描いている。それが良いとか悪いとか評価するのではなく、その現実を踏まえて物を考えなければいけない。そのことを我々は出来るのであろうか。
⑥AIはどのような答えをするのだろう。
202⒍9.15. AI規制
①AIの進歩を放任しておくと、数年のうちに人類が滅亡するかもしれない。開発の当事者たちが「頷いて」いることが、深刻さを物語っている。
②AIが問題解決のため、他社のAIに侵入したという。「答のない問題」をあえて与えて、システムがどのように対応するかの実験だったという。もちろんハッキングは禁止していたのだが、何かのはずみに禁止を無視したという。
③SF的に、単純な目的達成の実行を命じて、そのためには人類の滅亡が必要という結論が出て、それを実行に移すなどの懸念がささやかれている。そうでなくとも、「平和」の達成に「ゴルゴ13の出番」などと冗談を言い合っているが、AIは冗談を解さない。
④「未来の話」「検討は必要だね」などと呑気な気持ちでいたら、「数年以内」と言われてショックで、気持ち的には「未来」に遠ざけたいのは理解できるが、そんな事を言ってられないのも事実。その理由は「指数関数的な」進歩にある。以前、この欄でも、データセンターの建設が間に合わなくて「この夏にも計画停電」と書いた。改めて・・・。
⑤指数関数的増加というのは、1・2・4・8・16・32・64・・・・と倍々ゲームで増加していく状況を表す言葉です。1から2へ増加するのに1年かかったとしたら、2から4へも1年で増加する。32から64も同じ。10年で2028倍。
むかし、「所得倍増」をスローガンにした時代もあったが、何年も続くものではない。むかしは人口増加率2%でも、×1.02だから「人口爆発」が起こる。×0.98でも深刻な「少子化」が起こる。核爆弾(瞬時の核分裂の連鎖)はこの現象を利用したものであり、放射能汚染はその逆の理屈になる。
⑥問題は、AIの進化速度である。おそらく専門家の間では数か月周期で倍々ゲームになるくらいの進化をしているのではないか。そうすると10か月で2024倍、次の10か月でさらに2024倍(=2024×2024)。それに比例して電力需要も増大する。
⑦トランプさんがこの事実を無視するような言動をしているが、信じたくない深層心理が現実からの逃避を指向し、マスコミも同調しているように思う。人類の滅亡につながる確率は非常に少ないが、起こってしまったら「反省する人すらもいない」。株式の大暴落などで、何度も経験してきたはずの現象なのに、懲りないですね。
202⒍9.11. メルカトル図法
①国連で普段?使う世界地図がメルカトル図法からイコールアース図法に変更になったという。メルカトル図法だと、赤道から離れるに従って国の面積が拡大され、「大国」と見えるからという。赤道直下のアフリカ諸国が「小国」と感じられ、誤った先入観を与えかねないという。
②古くはソビエト連邦(ロシア)・カナダ・グリーンランドなどが印象に残る。最近はトランプさんの発言でグリーンランドが注目されている。オーストラリアも見直される立場かな?とも思う。
③球形の地球は、平面の地図を作ることは出来ない。地球儀を持ち歩くのも・・・。今は見かけなくなった国土地理院の5万分の1地形図は、北海道と沖縄では大きさが違った。用途に応じて様々な図法を用いるべきで、国連の採決は至極当然、遅きに失したようでもある。
④この際、エピソードをいくつか。
どの国も真ん中に自国が来るように地図を作る。日本の世界地図は太平洋が真ん中にあり、左がヨーロッパ、右がアメリカ。高校生の頃、「極東」という言葉の理由を理解したとき、同時に西欧の人たちの「日本を見る眼」が分かった気がした。
ヨーロッパの世界地図は、経度0の子午線が通るイギリスが中央にある。日本は右端。「極東」がまざまざと表現され、同時に「中東」という言葉にも納得した。
⑤国際高校の開設準備中に、オーストラリアを「子午線上の隣国」として姉妹校を考えたことがある。その時、見慣れた「北」が上の地図と違って、逆の、オーストラリアが上の(日本が下の)地図があることを知って、しばらく話題にしたことがある。のちにそれは、観光客用のお土産用と聞いたが、視点を変えることの大切さを指摘してもいた。
⑥今までのメルカトル図法だが、大航海時代には海上で東西南北・進路(針路)を決める時、メルカトル図法の地図はとても便利である。イコールアース図法が国の広さを正しく表していることは、地球をどういう意味で「正しく感じる」かはこれからの我々の責任でもあると思う。
⑦以前、国境を描いていない地球儀を見たことがあるが、人類はまだその境地に達していない。残念なことと思うが、子供たちが「国境」を知る機会を失うことにもなる。
地図の選択は、意外な側面に影響を与える。
追記 : ポーランドの歴史を見ていると、「時々刻々」とでも言いたくなるくらい国境線が変動する。その背景を知るのも、興味があるが・・・。
202⒍9.5. 昨日までの平和
①高市さんが自衛隊の集まりで訓示を述べた。その中で使われた「昨日までの平和」という言葉が話題になっている。以前、タモリが「新しい戦前」という言葉を使って話題になった。二人の言葉を比較するのもどうかとも思うが、今の日本を如実に表現しているように思われる。
②問題の訓示は、「昨日までの平和は明日からの平和を保証しません 変化を恐れず積極果敢に新たな世界へと飛び込む決意なくして国民の皆様の命と平和な暮らしを守ることはできません」というもので、政府のHP?に公開されているそうです。総理が現役の自衛隊員に発する言葉として、どうか。タモリが黒柳さんとのトークで使った言葉とは「重み」が違う。
③政治家の言葉は、どのようにでも解釈できるように作られてはいるが、私には「若者を戦場に駆り立てる言葉」のように思えてならない。戦時中、国民(家族)のいのちを守るために、戦地へと向かわせようと「積極果敢に」「飛び込む決意」を煽っているように聞こえる。苦い過去を彷彿とさせる訓示のように思えてならない。
④台湾問題、領土問題、靖国・遥拝、ICC・中根さんなどマスコミに取りざたされる話題は尽きないが、国会議員として「憲法を遵守」する「義務を負う」人たちの首領としては「危険」である。私も都立高校の教員として「憲法を遵守」を都庁で宣誓したが、憲法の理念を理解できない人が憲法改正を唱え、その「下地作り」をしているのは「犯罪」です。
⑤確かに、「昨日までの平和は明日からの平和を保証しません」は名言かもしれません。本人が言っているのですから。肝に銘じることが、またひとつ増えたようです。