松本電鉄・島々線⑤

 

山の玄関口「島々」①

安曇村島々(現在の松本市安曇島々)は、江戸時代より徳本峠(とくごうとうげ)を越えて上高地に入る杣(そま)たちの拠点として栄えました。明治に入り、近代登山が我が国に持ち込まれると、日本アルプス・上高地を訪れる人が増加。登山口となった島々は山の玄関口としての発展をみます。こうした歴史的経緯から、島々から約2km、東に置かれた筑摩鉄道の駅も「島々」を名乗ることになりました。

 

山の玄関口「島々」②

筑摩鐡道の終点「島々」には、アルプスの本場北部ヨーロッパ調の瀟洒な駅舎が建てられました。上高地方面へのバス(乗合自動車)運行は、島々線開業に先立つ大正7(1918)年より、松本=奈川度間で始まっており、その後、昭和4(1929)年には上高地(大正池)への乗り入れが実現しました。バスの開通により、同駅は名実ともに”山の玄関口”としての役割を果たすようになります。

 

開通100周年の記念車両

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