新雪の穂高

落葉松の黄葉が進むにしたがって
上高地は そわそわしてきます
山が薄化粧をまとう日を 心待ちに
朝の穂高を 望みます


私の 最も好きな 新雪の穂高 です
荒れて 穂高が望めない日の 翌朝
ドラマが繰り広げられます
(登山道が 最も危険な 時期でもあります)
(362-10)


岳沢の 西穂に続く谷に 待望の初雪です
谷が 雪に閉ざされるのも まもなくです
来年の夏まで お花畑は お休み
(363-2


焼岳の朝 新雪が 険しい起伏を強調
見る人に さまざまな思いを 投げかけます
青年の 心の激しさを 感じました
(445-21)


こんなにも 色彩のコントラストを 投げかける
自然を相手に カメラを向ける 醍醐味です
胸をときめかせながら 独り占めです
(445-26)


上高地の枯れ木も 残り少なくなってきました
焼岳の噴火から 100年 節目のときです
大切に 木々の想いを遺したい と 思います
(448-25)


小梨平の 「秘密」 の位置から
紅葉と新雪をとらえました
来年の 新緑と残雪まで
このような 「一瞬」 が繰り返されます
(668-33)


雪のない穂高は 寂しいものです
わずかな新雪が 見事にアクセントを与え
秋の 尾根と谷 が 命を与えられられた そんな気持ちです
(900-15)

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