1950年3月19日にストックホルムで開かれた「平和擁護世界大会委員会」で
原子兵器の絶対禁止を訴える声明(ストックホルム・アピール)が発表されました
これにあわせて、ポーランドでは標語印が使用されました
使用期間は 1950年6月~7月 の予定でしたが、実際には1年以上使用されたもようです
ポーランド語のほか、フランス語のものもあります
ポーランド郵趣 No.19 (290頁)に詳しい解説があります
手押し印
機械印(12の局で確認されています)
標語印の内容
Zadamy zakazu broni atomowej,
Rzad, ktory pierwszy uzylb y napastniczej broni atomowej
— bedzie potepiony przez lubzkosc jako zbrodniarz wojenny!
私たちは、原子兵器の禁止を要求します。
今後最初に原子兵器を使用する政府は、
戦争犯罪人として人類から弾劾されるでしょう。
<ストックホルム・アピール>
①私たちは、人類に対するおどしと大量殺害の兵器である原子兵器の絶対禁止を要求します。
②私たちは、この禁止を保障する厳重な国際管理の確立を要求します。 ③私たちは、どんな国であっても、今後最初に原子兵器を使用する政府は、人類に対して犯罪行為を犯すものであると考えます。そのような政府は戦争犯罪人とみなすべきです。 ④私たちは、全世界のすべての良心ある人々に対して、このアピールに署名するよう訴えます。 ストックホルム/1950年3月19日 |