時事通信社(2020.6.6)

NFL「人種差別を強く非難」=コミッショナーが発言

 【ニューヨーク時事】米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のグッデル・コミッショナーは5日、NFL公式ツイッターに動画を投稿し、「人種差別や黒人への組織的弾圧を強く非難する」と述べた。複数の選手がツイッターなどで、人種差別撤廃への声を上げていた。  コミッショナーは、選手が人種差別反対の意思を示すために国歌斉唱時に片膝をつく行為に触れ、「選手の声にもっと前から耳を傾けなかったのは誤りだった。全ての選手が意見を言い、平和的な抗議をすることを奨励する」と支持した。 【時事通信社】

コミッショナーの発言 詳細(澤藤統一郎弁護士のブログより引用)

「われわれナショナル・フットボール・リーグは、人種差別や黒人の方々に対する組織的弾圧を糾弾します。われわれナショナル・フットボール・リーグは、以前にNFL選手の声に耳を傾けなかったのは間違いだったと認め、すべての人が意見を述べ、平和的に抗議することを奨励します。われわれ、ナショナル・フットボール・リーグは、黒人の命の大切さを尊重します。個人的には皆さんと共に抗議しており、この国の切望される変化に携わりたいと思っています。黒人選手なくして、ナショナル・フットボール・リーグは存在しません。国内で行われている抗議活動は黒人の選手、コーチ、ファン、スタッフに対する何世紀にもわたる沈黙、不平等、弾圧を象徴しています。私たちは耳を傾けています。私は耳を傾けています。声を上げてくれた選手たちに連絡し、改善方法やNFLファミリーがさらに一致団結して前進できる方法を伝えていくつもりです」

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