そのうちに 2021.7.

最近、もの忘れが激しく、そのうちに記事にしようと温めていると、なんとなく・・・

そのうちに、まとめて、OPINION のページに入れますが・・・

というわけで、そのうちに、そのうちにと言って、毎日が・・・

・・・2021年4月分は こちら

・・・2021年5月分は こちら

・・・2021年6月分は こちら

 

2021.7.31. 感染拡大

①本日、東京の感染者数が4000人を越えた。一方で、オリンピックの開催とは無関係、という声が聞こえてきた。

②この構造、GOTO トラベルの時の議論と似ているような気がする。旅行すること・移動することでは感染は広まらない。今のところ、バブルの中から、感染者を増加させる要因を出しているわけではない。しかし、火事ぼうぼうである。
旅行先での解放感などが、感染拡大の引き金になった。自粛疲れ、気持ちのゆるみが主要な原因とは思うが、オリンピックの開催で気持ちがコロナ以外へと向かってしまった。知事も総理も、都合の良いことしか言わなくなった。警鐘に耳を貸さなくなった。

③「自分の命は、自分で守る」これしかなくなってきているような気がする。そのためには、

・・・1、正しい情報・知識を得ること。感染経路の整理、ソーシャルディスタンスの見直し。どうも「密閉」がキーワードらしい。
・・・2、ワクチンに一喜一憂しないこと。年内は混乱が続きそう。自治体は悪くない。

しばらく時間を下さい。今後、追加したいと思います。

2021.7.28. 指数関数的増加

①感染率とか経済成長率など、「率」の付くものは、現在のコロナの爆発的感染状況に見られるような、増加傾向を示す。

②地球温暖化も、同様な変化を示す。現在は「始まったばかり?」で「助走」段階であるが、何もしなければ、同じ増加傾向を示す。助走段階でも、始まっていることには変わりない。

指数関数的増加を制御することは、基本的に、人類には「困難」。以上。

2021.7.26. 「黒い雨」訴訟

①菅さんが上告断念を表明した。しかし、「談話」を発表するという。裁判には負けたけど、私が正しい、というのだろうか。上告断念ということは、素直に謝るべきではないでしょうか。何を謝るべきかを、ご存じない。「談話」と言えば「河野談話」。あくまで、言い逃れしようとしている。

②被爆者の認定には、どこかで線を引かなければならない。地面の上に線を引いたのが、そもそもの誤り。被曝したかどうかは医学的に症状に対して線を引かなければいけない。こんな当たり前の判決が出るまでに、70年以上かかったことが不思議なくらいなのに、「談話」とは、何をか況や。

③70年以上、苦しめた「お詫び」の気持ちが、これっぽっちもない。

④政府は、弁護士を雇い(それも税金で)、裁判に出席することもなく、「会食三昧」。一方、原告は、寄る年波の体を支えあいながら、訴え続けてきた。せめて、判決には素直であってほしい。

2021.7.25. お台場の海

①オリンピックが始まって、お台場の海の水質が問題になっている。ひところ、「アサリを撒いて水質改善」などと言っていたが、やはり、改善されていないようである。
②東京都の下水管は、浄水場の直前に仕掛けがある。ずいぶん以前に放映された番組で取り上げられたので、改良されたと思っていたのだが・・・
大雨が降ると、下水があふれる。そのまま浄水場に流れ込むと、浄水場があふれる。それを防ぐしくみがある・・・

③浄水場が近づくと、下水管は「T」字の構造になっている部分がある。「T」字の下から流れてきた下水は、左(または右)の方向に曲がって浄水場に向かう。その際、下水管の上部が削られている構造になっている。平時なら、溢れることなく浄水場に流れるのだが、増水時は、浄水場を溢れさす恐れのある下水は、この部分で溢れ出すのである。その分は川もしくは海に流れ込む。

④増水時には水流が激しくなり、下水管の内壁にこびりついていた「ヘドロ」?もはがれて流れる。そのため、大雨の降った後のお台場周辺の海は、波に揺られた「ヘドロ」が塊となってお台場に流れ着くので、「有名」だった。オリンピックのトライアスロンの会場として、対策がなされているとは思うが、心配である。

⑤運の悪いことに、台風8号が関東を直撃しそうである。悪いときには悪いことが重なるもので、祈るしかない。

2021.7.18. 8月6日

①8月6日の原爆の日に、黙禱の時間に(10分くらい?)オリンピック中継を中断して、祈念式典を実況してはどうだろうか。すべてのテレビ局で一斉に放送することが望ましい。選手にも働きかけたいが、IOCや政府は絶対に受け入れないだろうし、選手に負担をかけたくない。世界に平和を訴える絶好の機会と思う。

②平和憲法を持ち、原子兵器の廃絶を願う日本国民の思いを、世界中に発信することが出来ると思う。オリンピックの世界平和の理念とも一致する。戦争に対する恨みや悲しみ・悲惨さを広めるのではなく、謝罪や賠償を求めるのでもなく、純粋に平和を希求する日本の心を示したい。バッハ会長が広島を訪れていることからもIOCからの反対は無いと予想される。

③オリンピックが無観客となり、競技はすべて放映のみであるから、実況の必要性は弱い。一方、世界中の注目を受けるのは確実である。

④どうでしょうか。私はSNSなどに疎いので、これを読んだ方が拡散していただくことを期待しています。マスコミ、特にテレビ局に連絡のつく方、お願いします。オリンピックの開催そのものに意見もありますが、今となっては、日本人の考え方を世界に広めることも、考えても良いのではと思います。

2021.7.16. のろまの三寸

①ぐずの一寸、のろまの三寸、あほうの開けっ放し。
放送禁止用語?の勢ぞろいであるが、先人の知恵がこもっていると思うので、書き留めておきたい。ずいぶん昔、「天声人語」で読んだかと思うのだが、記憶のかなたで、はなはだ自信がない。

②ふすま(障子?)を開けて部屋を出るとき、ふすまを後ろ手に閉めるのだが、ぐずは一寸、のろまは三寸、隙間を残す。冬場なら大顰蹙である。炬燵から出て、閉めに行かなければならない。一般には「だらしなさ」の表現で、場合によっては「気配りのなさ」を揶揄することわざと理解される。しかし、そうだろうか。

③ここで言う「ぐず」や「のろま」の人たちは、ふすまを「閉めよう」としている。本人は「閉めている」と思っている。身に覚えがないこと。これを読んでいるあなたは、自信をもって「私はきちんと閉めている」と言えるだろうか。ときどき、振り返って、閉まっていることを確認しなさい、という警句。

④自分に自信を持っている人こそ、振り返ることが必要だ。政治家や重役、教師など、注意してくれる人が少ない職種の人は、「座右の銘」にしても良いことわざ?

⑤なお、「あほう」は関西では愛着を持った言葉として用いられる。「あほやなあ」「しょうがねえや」で済まされる存在と私は理解している。でも、関東では「あほう」の言葉を使うのは危険である。むしろ「ばかだねえ」と言うほうが優しい。でも、関西で「バカ」を用いると・・・・。
どなたか、言語学の研究対象に取り上げてみませんか。

2021.7.15. 東京の新規感染者数

①ここ1か月、東京の新規感染者の人数が、前週の同じ曜日との比が1.2倍だった。この時2週間で1.2✖1.2=1.44倍、4週間で約2倍のぺース。自然科学の常識では、特に状況が変わらねば、これが続く。何もしなければ、1か月で2倍のペースである。

②ところが今週になって、1.3倍になる日が目立った。そして、今日、1.4倍になった。1.3倍であると2週間で1.7倍、1.4倍であると2週間で2倍。今日1300人であれば、再来週は2600人。1か月後には5200人。これが指数関数的増加であって、新しい対策を打たねば倍々ゲームが始まる。

③なぜ1.2倍から1.4倍になったのか。私の推測では感染がデルタ株へ移行したのではないかと思う。ちょうどデルタ株が50%の占有率を越えた時期でもある。人々の生活形態に変化はないし、ワクチンもこの数値を変化させるほど普及していない。状況を変えるための手段は、ワクチンが滞っている中、マスクと消毒、そして「人流」を減らすこと。それ以外にない。

④なお、減少するときは、0.7倍であれば2週間で半減するのだが。

2021.7.12. 五輪バスツアー

①なんとも。感覚のズレが・・・、私と、どっちが間違っているの???

②オリンピックの選手の「おもてなし」にはとバスの東京ツアーを企画しているという。まあ、いまさら驚かないが、選手間にクラスターが起こったらどうするんでしょうね。競技の5日前に入国して、3日は隔離、競技が終わってから2日後に帰国。そんな暇があるとしたら、早々に負けてしまった選手たち。失意の中のバスツアー。なにか、起こりそう。

③お酒の小売販売組合が自民党に陳情。私の感覚では「そんなことするから、なめられるんだよ」と思います。西村さんの発言を無視しますと、宣言すればすむこと。「陳情」する習慣があるから、政治家は「手下」だと思うんじゃないでしょうか。野党に言えばいいのでしょうが、野党が頼りにならないのは、情けない限り。

④それにしても、酒屋は「国税庁」に、銀行は「財務省・経産省」に指導させるとは、そういえば自治体のワクチン接種を急がせる時は「地方交付税の担当部局」でしたね。悪知恵だけはあるんでしょうが、こんなに「あからさま」では・・・誰も従わなくなりますよ。公務員の「なりて」がいなくなるのが、心配。

2021.7.12. 宮内庁長官の発言②

①6月25日に宮内庁長官の発言を取り上げたが、世の中の対応の動きが全くない。個人的には「どうでもよい」・「どうにもならない」のではあるが、今後の日本のあり方に大きな危惧を抱いているので、再度、取り上げておく。

②私の最大の関心事は、皇族の「基本的人権」である。「基本的人権」は「生存権」とともに、たとえ一部でも、決して譲ってはいけない権利と考えるからである。生を受けてから、死に至るまで、一人一人が平等に与えられた権利である。しかし、日本では、皇室に生を受けると自動的に基本的人権の一部が制約を受ける。

③今回の件で言えば、天皇がどのような意見を持っているかは知る由もないが、それを自身で公にすることは「禁止」されている。「憲法違反」なのである。このことを、今すぐどうこうできることではないが、宮内庁長官が、すべての責任を負って、「拝察」したことが今回の事件である。だからどうこう、ということも、「憲法違反」になる。ではどうすれば良いのか。

④このままでいくと、開会式で天皇は「オリンピックの開催を祝して、開会を宣言する」と発言しなければならない。これは、内閣の命令で行う行動=国家行事である。各国の来賓が祝辞を寄せることに対しては、にこやかにお礼を述べなければならない。自身の思いは、決して表情に表してはいけない。

⑤もちろん、天皇の思いがどうであるか、知る由もない。しかし、「表現の自由」を禁じられている立場に対して、最大限の「忖度」を働かせることが、国民の義務のように思われる。天皇が記者会見で、自由にものが言える環境を一日も早く実現するよう努力することが、せめてもの「お詫び?」ではないか。

⑥宮内庁長官の「個人的な発言」として、封殺するのは仕方ないが、「何もしない」では済まない。国民が安心できるオリンピックを実現することしか、政治家にできることはない。果たして、努力しているであろうか。はなはだ、疑問である。

2021.7.7. シミュレーション

①富岳のシミュレーションで、国立競技場で1万人の入場者で、感染者は・・・。という報告があって、マスコミの多くが取り上げているが・・・。そもそも、野球やサッカーの試合で、競技場での安全性は証明済み。それと同じようには、いかないであろう、オリンピックであることが問題なのである。

②シミュレーションというのは、前提条件次第で「どうとでもなる」ということを断っておきたい。
飛沫でいえば、大きさ・濃度・量・マスクなど、条件は流動的であり、飛沫の飛ぶ速度・空気抵抗などの基礎実験のデータにも幅がある。デルタ株の感染力も各国のデータに差がある。周囲の状況(見ず知らずか、友人か、家族か)などにもよる。トイレにも行くだろうし、ジュースも飲むだろう。会場よりも、「行き帰り」が問題で、そうそうシミュレーション通りにはならない。
予算を取る、などの目的がある場合には、希望の結果が出るように条件を調整することは、常道である。ひところ、人口増加率を2%とすることが多かった。経済成長率も2%を採用することが多い。人が増え、移動すれば、インフラ整備が必要になり、官公庁も人手が必要になる。

③しかし、政治家は「都合の良い部分」を切り取りたがる。尾身さんが「旅行の車内では」感染は起こりにくい、移動することでは感染は広がらない、と発言して、菅さんに GoTo キャンペーンの「専門家の証言」に利用された。
私の懸念は、理化学研究所のシミュレーションは、萩生田文科大臣の依頼で行ったということである。

④コロナに関するシミュレーションでは、「最悪の事態」を予測する必要がある。しかし、それに慣れて、「まあ、大丈夫だろう」という気持ちになってはいけない。安易な予測は、危険である。どちらか、見極めが大切

2021.7.2. ワクチン不足(7.12.修正)

7.12.までに状況が変化したので、修正します。

①ワクチン不足というのはウソ。でも足りない。

②ファイザーは、6月末までに高齢者分は確保している、というのが本当なら、ここまでは足りている。
自治体の個別接種分は、これからの輸入に頼っている様子。現在日本に入っている分が、一向に公表されない。これは64歳以下の人の個別接種分。河野さんは、自治体にデッドストックがあるというが、その量を把握していないのは国の怠慢。多くは2回目の人用の分。高齢者の2回目だけで「まだ足りない」のではないか。

③モデルナは、数は足りている。
しかし、自治体が計画している集団接種の人数と、国が予定している職域接種の人数が重複して数えられているので、これが調整できれば数は足りている。しかし、調整する方法が無い。そこが問題。現在1回目を済ませた人たちに、2回目が全員に行き渡るのでしょうか。4週間過ぎても供給されない、なんてことにならないんでしょうね。

④そもそも、タブレットを配って、接種の「成果」を集めようとしたのが、間違い。バーコードの下についている「細かーーーい」数字を読み取るようにしたので、読み取り誤差が多くて使い物にならない。自衛隊の若い隊員が必至で読んで「手入力」していた。少ない人数でやっている、小規模の個別接種・集団接種では、そんな暇はない。それで報告が遅れたら、怒られる。さっさとしないと「追加をやらないぞ・遅らせるぞ」と脅かされる。それも、地方交付金の担当者が電話をかけてくる。「こんな世界に誰がした」と言いたくなる。

⑤やっと入力したデータが、菅さんの「100万人達成」のコールにしか利用されていない気配もある。自治体が、接種人数を把握できていないきらいがある。それが出来ていれば、あまりのワクチンの量など「一目瞭然」となるはずである。

 

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