星 月 夜
漆黒の闇と 満月の明かり 静寂 と怖れ テントに身を潜める
(552-9)
高山の蝶
てふてふは ひらりひらりと 息つめて シャッター切る
(61-16)
ひとときの夏
太古の海 ヒマラヤの高峰 わずか数億年 今日も健在
(563-17)
驟 雨
烽火台の上に うっすらと虹が ここにも 戦いの歴史が
(62-35)
兄 弟
燃料あつめ 日々の生活 山々に 見守られて
(258-21)
ポーターたち
朝の陽射しが くっきりとした陰を 右はガイドの ミスター バブー
(260-16)