最近、もの忘れが激しく、そのうちに記事にしようと温めていると、なんとなく・・・
そのうちに、まとめて、OPINION のページに入れますが・・・
というわけで、そのうちに、そのうちにと言って、毎日が・・・
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2023.7.26. chatGPT
①尾道市が夫婦間で互いに思っていることをアンケートして、それをまとめたパンフが問題となっていて、配布中止となった。
②以下、私の「下司の勘ぐり」ですので、そのつもりでお読みください。
③職員が公的に又は私的にchatGPTを使ったのではないかということを想定してしまう。夫婦間でお互いに言いたいことは何かと聞けば、AIが学習した内容が返ってくるだろう。日本人はあまり良い評価を積極的に言葉にしないから、AIも消極的な項目が増えるだろう。そういう例を「解答例」として並べたアンケートは、結果もそれなりの結果になる。
④私もアンケートなど作成したこともあるが、建設的な回答を得られるように工夫するのは至難である。私の場合も尾道の例も、考えようによっては「回答誘導」のそしりを免れない。だいたい、役所が作成するアンケートは答えを見据えて作るもので、「公平な」「意図の定まらない」質問項目では回答も拡散して有効な情報は得られないような気がする。
⑤難しい問題だけに、chatGPTを使うときにそのような配慮が必要。だからこそ諮問委員会などで事情に明るい人たちに諮るのだが、それも人事段階でイエスマンを集めるような手法がまかり通っている。
⑥尾道の場合は、なんの考えもなくやったのであろうが、この様なケースが益々増えることが予想される。
2023.7.19. マイナデータ
①北九州市でコロナのワクチンの接種データが、マイナポータルで読めないという。
状況を理解していないので、偉そうなことを言うのはどうかと思うが、ご存じの方、訂正してください。
②300万件のデータの転送ということで、マイナポータルへの転送を試みたが、システム不良で送れないという。20万件なら遅れるというので、それでも15回やればいいと思うのだが、8月か9月になるという。
③例えば、駅に行きかう人の顔認証は1秒当たり1億人以上の識別能力があるという。国がやるシステムなのだから、記憶容量も処理スピードもそれなりの環境を整えていると思っていたら、そうではないらしい。
④北九州市の場合、接種データはマイナンバーで整理されているわけだし、そのナンバーの人の所定の位置に書き込むだけだから、数秒で終わる作業である。それができないとなると、システムのどこに支障があるのだろうか。20万人以上の人口を抱える都市は山ほどもあるだろう。ひとつひとつやっていたら「ヒューマンエラー」も起こるだろう。それができないのでは、「役に立たない」。基本設計からやり直しするべきである。
⑤エラーテェックを8月中にと、はっぱをかけているようだが、「なにとなにを」照合しているのだろう。自治体ごとにやる作業ではない。国民全体のデータの一元化と言いながら、自治体ごとに責任を負わせるなど、「笑止千万」。
2023.7.19. 専守防衛
①意味としては異なるが、最近の線状降水帯などの気候災害を見ていると、この言葉を想起する。
②気候変動に対しては、われわれは「なすすべが無い」。気象衛星を打ち上げ、観測点を設置し、スーパーコンピュータを駆使しても「予想」でしかない。降る雨を減らすことも台風の進路も、ましてや気温を下げることもできない。
③治山治水も1000年以上前から取り組んでいるが、必死でくい止めているに留まる。津波も堤防は作ったが、100年に一度くらいの災害には効果があるかどうかはこれからの問題。
④しかし、昨今の世界の風水害のニュースを見ると、「日本はよく頑張っている」と称賛の言葉をあげたい。地面の奪い合いや、ミサイルで威嚇することに躍起になっているよりは、よほど「国を守る」努力をしていると思う。際限のない努力を強いられるのが「天災」という言葉の意味だから。
⑤これらの災害は、復旧の努力で立ち直ることができる。人々は悲しみを乗り越えて次の世代にバトンを渡していくことが出来る。
⑥しかし、地球温暖化はもう後戻りできないところまで来ている。60年も前に国連の事務総長が「10年以内に行動を起こさなければ、取り返しがつかない状況が発生する」と警告したにも関わらず、「不都合な真実」という言葉で表現した元大統領も居たが、結局何もできず、予想された指数曲線に沿って温暖化が進行している。
⑦テレビのお天気キャスターが「産業革命から100年かけてここまで来た」。今すぐ「可能な努力を開始したとしても、効果が出るまで100年かかる」。聞いていて、「さすが!!」と思う。みんなが分かる言葉で率直に発信している。見習いたいと思う。さて、どうする。
2023.7.14. 自主返納
①マイナンバーカードの返納が続いている。河野さんは「微々たるもの」と発言して顰蹙を買っているが、本質はそんなものではない。
②返納してもメリットはない。そのような発言が見られるが。そもそも、返納したからと言ってよいことは一つもない。自身に紐付けられた情報は使われなくなるが、返納者の情報が見知らぬ他人に紐づけられていれば、それは残る。
③「微々たる」人数が返納したところで、大勢に変化はない。
④しかし、そのような態勢で行う「政治」は、国民からの信頼が失われる。選挙で勝てればよいという問題ではない。日本という国家の存亡にかかわると言っても過言ではない。私はそう考える。このような態勢で、経済・法令・防衛・安全保障などを計画しても、「意味のない、無力感」が国民を覆うのではないか。
⑤そういう意味で、マイナンバーカードの返納は大きな意味を持つと考える。
⑥残念ながら、カードを持たない私は、「遠吠え」するのみ。日本国のために、がんばりましょう。
2023.7.14. マイナンバーカード
①この欄で取り上げるのも「飽きた」感じだが、取り上げざるを得ない状況。
②8800万枚交付したと発表していたが、そのうち500万枚が廃止分であったことが分かった。これで交付率が69.8%から4%減少するという。ポイントまで付けて交付率を増やしながら、減少分には「目をつぶる」。公正取引委員会の介入が必要なのではないか。ここまでは、さもありなんと思って、またやったかと思うが。
これを書いているうちに、数値が変化している現状。
③しかし、このことで来月から毎月正しい数値を公表するという。当然と言えば当然と思うかもしれないが、現場は、「またか」と思わざるを得ない。そのデータを期日までにそろえなければならない。秋までに総点検をすると言ってその手順も示さず、さらに8月中に「総点検の目途を立てる」と言ったきり「海外遊説」。夏休み返上で超過勤務も予想される、今この時に追い打ちである。
④マイナポータルで確認して欲しいなどと言うが、29項目ものなじみのないデータをチェックせよという。その項目数は全部でいくつになるのだろう。ちょっと考えても画面で100頁を越えるのではないか。誰もやっていないから問題化されないのだろう。そのうち「自己責任」などと言い出しかねない。
⑤そもそも、総点検と言いながら、何と何をチェックせよというのか。Aというデータと、Bというデータが同一人物のデータであることを確認することは事実上、不可能である。だからこそエラーが多発している。一番早いのは「御破算で願いまして~」とすること。誤りのあるデータから誤りを見つけだすことは・・・。
⑥ここまで書いていると、chatGPTの事を思う。信頼性のない文章から信頼できる文章を作ることは、至難の業。
⑦結論:まずは政府が信頼を取り戻すこと。
2023.7.12. 自転車ヘルメット
①自転車走行時のヘルメットの着用が「着用が努力義務」となった。
②登山を楽しみにしている私にとって、ヘルメット着用は強い関心のあることである。登山用のヘルメットは上方からの落石から身を守る働きをする。これは工事現場での防備の条件と一致している。ただ、転落した時は岩場に横から衝突するため、横方向からの衝撃に耐えることが必要となる。
③自転車の場合は情報からの衝撃は考えられないので、側方、左右からの衝撃が問題となる。
④「着用の努力義務」が決められた後、その安全効果を開設するような報道に出会わない。そうこうするうちに、今日の報道で、ネットなどで購入できるヘルメットのほとんどが有効性に疑問があるという。
⑤おそらく、「着用の努力義務」を設計した人は、その点を考慮に入れていなかったのではないだろうか。無責任のそしりを免れないであろう。もう少し様子を見てみよう。
2023.7.10. トリチウム問題
①昨日の河北日報の記事で十分だと思うが、あえて付け加えるとしたら、
②韓国の「塩の高騰」について、荒唐無稽な論理というしかなく、一昔前の日本のトイレットペーパーの奪い合いを思い出させる。しかし、そのことが日韓関係の「反日感情」に結び付けられ政争の具となり、相当数の国民が影響を受けていることが残念。
③「塩」はナトリウムと塩素からなり、水素は含まれない。トリチウム水は水素と酸素からなり、常温で乾燥(揮発)する。化学的「無知」を一国の政党が煽っている。しかし、日本政府は「希釈して」放出するなど、的外れの説明をくりかえすばかり。言葉は悪いが「目くそ鼻くそ」という言葉がピッタリ。
④私が懸念するのは、トリチウム以外の放射性物質は本当に除去されているのか、ということ。2023.7.2.に書いたように、西村さんがポロリと漏らしたことが事実なら「怖い」。トリチウム以外の放射性物質は他の元素と結合できるし、体内に蓄積される。それを「海水で薄めて、基準値以下にしている」は無知の象徴。お得意の「誤解を招くような表現」であって欲しい。マスコミもしっかりして欲しい。
2023.7.9. 河北新報
①仙台に本社を置く「河北新報」がトリチウムの安全性?について科学的根拠を明瞭に分かりやすく記事にしているので、少々長いですが引用しておきます。
もちろん、微量でも遺伝子への影響もあるのですが統計資料で明確に反論し、政府が「薄めて放出」を強調している「非科学性」が社会的混乱を引き起こしていることと較べると「河北新報」の面目躍如たるものがあります。(半世紀前の「公害」で「うすめて放出」から反省していない。)
なお、記事の終わりに、人体に入ったときの放射性物質の「流れ」が図解されていますが、省略しました。
②処理水に残るトリチウム、どんな性質? 放射線弱く、全て体外へ排出 人体への影響「可能性低い」
③政府が夏ごろの海洋放出を目指す東京電力福島第1原発の処理水には、放射性物質の大半を除去した後もトリチウム=?=が大量に残る。政府と東電は、濃度を排出基準の40分の1未満に薄めて流すため「安全性に問題はない」と理解を求めるが、不安に思う人はいる。どのような性質なのか。(福島総局・東野滋)
[トリチウム]三重水素とも呼ばれる。酸素と結び付いた「トリチウム水」は普通の水と化学的性質がほぼ同じで、62種類の放射性物質を浄化する東京電力福島第1原発の多核種除去設備(ALPS=アルプス)でも取り除けない。放射線を出すことにより放射性物質の量が半分になる半減期は12・3年。国の排出基準は1リットル当たり6万ベクレル。処理水の海洋放出計画はトリチウム濃度を同1500ベクレル未満に薄め、年間放出量も22兆ベクレルを下回るように実施する。
■大気中にも存在、普段から取り込む
トリチウムは国内外の原子力施設から日常的に排出されるほか、自然界でも生成される水素の一種。酸素と結合した「トリチウム水」は大気中の水蒸気や水道水にも含まれ、人は普段から体内に取り込んでいる。
放射線の専門家らでつくる国際放射線防護委員会(ICRP)によると、摂取後のイメージはイラストの通り。約95%は水の形のまま短期間で排出され、約5%はタンパク質など有機化合物の水素原子と置き換わり「有機結合型トリチウム(OBT)」となる。
排出によって体内の量が半分になる生物学的半減期は、トリチウム水が約10日。OBTは一部が約1年と遅くなるが、最終的に全て外に出る。摂取と排出を繰り返し、体内には数十ベクレルが存在している。
■体内で濃縮せず、代謝の過程で分解
2018年、処理水の取り扱いを議論した政府小委員会が郡山市など3カ所で開いた公聴会では「OBTは食物連鎖で濃縮していく」と懸念する声が出た。
放射線の生体影響を長年研究し、小委員会の委員を務めた田内広茨城大教授(放射線生物学)は「体内で作られた有機化合物中のOBTは、重金属のように蓄積する物質とは異なる。代謝の過程で分解され、トリチウム水に移行して排出される」と説明する。
トリチウムの放射線はエネルギーが弱く、皮膚で遮られるために内部被ばくがリスクとなる。OBTによる1ベクレル当たりの被ばく量はトリチウム水の2~5倍となるものの、セシウム137の約300分の1、バナナに含まれるカリウム40の約150分の1と少ない。
それでも、公聴会では「トリチウムの放射線はDNAを切断する」と不安視する声が上がった。
■人体に備わるDNA修復機能
海外には、トリチウムの年間放出量が福島第1原発の処理水の総量(約780兆ベクレル)を大きく上回る原子力施設がある=表=。田内教授は、周辺地域で共通した健康被害が出ている事実はないと指摘し、人体に備わるDNA修復機能を理由に挙げる。
日本人の年間平均被ばく量は約2・1ミリシーベルト。細胞一つ当たり年間約2個の損傷をDNAに与える計算だが、酵素の働きで大半が修復されるという。呼吸で体内に生じる活性酸素や太陽からの紫外線も大量の傷をつけるが、同様に治る。
大気圏内で核実験が行われていた1960年代には、東京の雨水から1リットル当たり100ベクレル超のトリチウムが検出された。田内教授は「河川から取水する水道水の濃度も同程度だったはずだが、がんの多発など異常は報告されていない」と話す 海洋放出については「海水は飲まないし、魚介類から高濃度のOBTを取り込む状況もまず考えられない。トリチウム濃度が適切に管理されている限り、人体に影響を与える可能性は極めて低い」との見方を示す。
2023.7.3. 山梨・中央市
①山梨県の中央市で、市役所に、マイナンバーカードで利用できるプリンターを設置したという。それがニュースになるくらいだから、他に例は少ないのだろう。しかし、これは本末転倒で、役所にこそ設置して事務作業の効率化と待ち時間の軽減を図るべきだったのだろうと思う。もし誤作動があれば、最も早く対処できるだろう。
②ポイントを付与するより先に、自治体の窓口の効率化を図るべきだったのだと思う。勘繰れば、コンビニに設置するにあたり補助金などを支払っているのではないか。コンビニにしてみれば、利用可能性の低い機械に貴重なスペースを提供するはずがない。世間はそんなに甘いものではない。
③想像したくはないが、業界との「癒着?」が浮かんでくる。
④中央市の市長さん、もしかしたら「大ヒット」かもしれませんよ。
2023.7.2. 海水浴シーズンは
①福島の処理水放出を海水浴シーズンは避けた方がよい。
②山口さん、そんなことを本気で言っているのですか?
③処理水の問題はそれぞれの考え方があるから、本音で議論するべき時でしょう。海水浴シーズンが過ぎればよいと本当に思っているなら、あまりにも「無責任」。政権与党の一員として、あまりにも「他人事」。
④なにも考える力が無いのなら、政権から身を引くべきでしょう。利権に縋りつく姿は、・・・。
⑤河野さんといい、山口さんといい、岸田さんはどうでもいい。そんな国民感情ですよ。
追記:西村さんが「トリチウム以外の放射性物質は基準以下にして・・・」らしき発言をしたと、耳にした。おいおい大丈夫かい?トリチウム以外はほぼ回収しているという説明だったが、これでは他の放射性物質は基準値以内ならOKということ?
放射性物質の A は基準以下、B も基準以下、C も D も・・・「総量には触れない」では???。以前書いた(2023.6.28.)、半世紀も前の汚染物質のたれ流しの話を聞いているような。この発言が本当なら、いよいよ、政府が信じられなくなる。いやだ、いやだ、いやだ。
2023.7.2. 名称変更
①河野さんがマイナカードの名称を変更したいという。
②河野さん!あなたの名前を変更したほうが効果ありますよ。
追伸:返納する人が増えているというが、返納しても自身のデータが他人に紐づけられていることには「なすすべもない」。
2023.7.2. ワインを嗜む
①40才を過ぎたころ、4月の異動で同僚となった教師がソムリエの資格を持っていることを聞いた。ワインに対する知識がほとんどなかった私だが、お酒は大好きなのでレパートリーを広げる気持ちで「弟子入り」を志願した。
②最初の連れていかれたのが、西荻窪の小さな店。一杯のワインを一口飲んでは解説、二口飲んでは解説、三口飲んではまた解説。これを特徴のある3種類のワインで繰り返し、その日はおわり。口直しにウイスキーではしご。
③次のレッスンは、ワイン教室。5~6人で同じワインを飲んで生産地などの学習ののち、感想を述べあい、表現の仕方を学習。
④最終的に、力及ばず、弟子にはなれなかった・・・。なかなか、甘い気持ちで取り組める世界ではなかった。お手数をおかけしました。
⑤あるレストランのシェフの話。イタリアかフランスへ修行に行ったとき、市場巡りをして、すべての食材の味見をしたという。もちろん初めて見る食材も多い。その時の話で、「味」を説明するのに、食材で例えることが重要。「新鮮なレタスのような歯ざわり」「ねぎをカットした時のかおり」など。
振り返って日本語を考えれば、「味」を表現する日本語は乏しい。「旨み」は有名だが、甘い・辛い・酸っぱい・・・など。アナウンサーの「食レポ」を聞いていると苦労のほどが理解できる。
⑥ワインの表現でも、「若草(干し草)のかおり」「青い空」「ほのかな灯」など、なんでもあり。こうなると「形容詞」のボキャブラリーと言葉の理解の深さが勝負となる。一時期、そのために、川端康成や三島由紀夫を読み漁った時期もあった。純粋に不純な動機であった。
⑦昨今の「映え」の氾濫のように、映像も表現の働きの一部を担いつつあるが・・・まだまだ。
⑧ついでながら、100本以上のワインを試したが、意気投合できたのは2~3本。同じワインと再会できたのも数本。一期一会の世界でした。