最近、もの忘れが激しく、そのうちに記事にしようと温めていると、なんとなく・・・
そのうちに、まとめて、OPINION のページに入れますが・・・
というわけで、そのうちに、そのうちにと言って、毎日が・・・
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2023.9.13. 山岳遭難
①山岳遭難のニュースで、今年は事故が多いばかりでなく、山好きの私から見て不審なケースが多く見られる。詳細が報道されていないので、なんとも言えないが注意喚起の意味も含めて記録しておきたい。
②報道関係の記者が必ずしも登山に興味を持っているわけではないが、遭難地点が「〇〇山系の〇〇岳」では不足と思う。事故を繰り返さないためにも、そのコースを予定している登山者にはわかる程度に説明して欲しい。
③今年の傾向で不思議なのは、今まで事故の起こっていない通常コースで事故が起こっていること。耳にした限りでは「下り」が多いようです。年配になると膝とくるぶしが弱くなり、バランスがとりづらくなるのは確かで、60代前後の高齢者の事故が多いのもうなづける状況である。
④一方、「難所」「岩稜帯」での事故も多かったが、今までは皆が緊張して通過するため事故が少なかった場所で起こっている。本当に危ない地点を通過した直後の気の緩みかと推測するが、残念な「防げる事故」と思う。
⑤私が最も心配しているのは、「ストック」の存在。足腰が弱ってくるとバランスが不安になり、ストックの使用が有効になるが岩稜帯での使用は危険を誘発し、事故の時の安全の確保に支障をきたす。今年の事故を分析して原因の分析を切に望むものです。
⑥最近出会った人が、ストック1本を持って山に行き、浮石を踏んで足をねんざしたという。私の思いは、失礼ながら「自業自得」と思う。ストックを使うことで浮石を発生させ、誰かが作った浮石を踏んでねんざしたのだから仕方がない。転んだ時にストックを持っていたため手を付けなかったのでは?と想像する。
⑦私自身、腰を痛めて山登りをあきらめているが、それでも「両手を空けておく」ことは心がけている。また、ザックにいろいろなものをぶら下げていたり、ストックを縛り付けているのを見かけるが、岩稜帯で岩にひっかけてバランスを崩すような事故は無いのであろうか。
追記 : あるニュースで、救助費用が 日当5万×3+α で20万くらいかかったという。とても安く感じるがいかが?ヘリで5分10万と聞いたことがあるが、救助隊は命がけ。出動態勢を常時整えていなければならないことを思うと、「安い!!!」。
2023.9.8. 非正規雇用
①20年ほど前、高校3年生の担任として進路指導をしていたころ、就職は可能な限り「正規雇用」を選ぶことを勧めていた。高校生の感覚では、いくつかの職業を「非正規」で体験して、自分に合った職業を生涯の職業としたいという。もっともな考えである。
②私のよく使う言葉に「強者の論理」がある。確かに非正規としての体験で、希望の職種につければ良いのだが・・・。それが理想だが、夢がかなうケースは圧倒的に少数である。自己責任だという意見もあるが、初めて職業を選択しようとする若者にその責任を負わせて良いのだろうか。日本では「職業教育」が乏しく、企業内で行われることが多い。いつ転職するか分からない非正規の若者に、本気で社会人教育をするだろうか。
③終身雇用が良いとは言わないが、終身雇用制度が支えていた日本の雇用の仕組みのうち、プラスに働いていた部分の検討をあまりにもおろそかに捨ててしまったのではないかと思う。
まず、先にも述べた通り、職業教育。挨拶の仕方から組織の一員として情報の共有など、身につけなければ山ほどもあり企業の利益には直接つながらない。そのような状態の「非正規世代」が40~50代になっているのではないか。この世代は非正規ですら雇ってもらえない状況に陥っている。
つぎに、終身雇用であれば企業は(言い方は悪いが)その社員の「使える」能力を最大限活用するだろう。日本国民全体の立場に立てば、労働者の能力を最大限有効に使ったことになる。
子育てや教育の面でも、収入が少しでも保障されていれば、励みになるだろう。高所得者の家庭の進学率が上がっているが、高所得の家族に優秀な子供が生まれているわけではない。生まれてくる子供たちは平等であるから、国全体としては莫大な損失を生んでいることになる。
④改善策・・・休憩昼食
2023.9.5. とんぼを追って
①とんぼを追って きょうはどこまで 行ったやら。
②一日中、野山を駆けまわって、ふと気づくと、陽が傾いている。そろそろ、おなかも空いたし、お母さんも心配しているだろうし・・・。こどもの帰りを待つ母親の、気にかけながらも、一日の終わりをむかえる穏やかな生活。
そのような子供の気持ちを満喫している方に、お会いしました。その行動力に憧れながらも、周囲を気にしている自分の「修行のたりなさ」を感じ、反省しきりです。
③そんな時、ふと渋沢栄一の名前が浮かび上がってきました。彼に限らず明治の頃の人たちは、「新生・日本」の夢を抱きながら、とんぼを追う少年のような純粋さで、いまの日本の基礎を作っていたのだと思います。「情熱」が人々をつき動かしていたのでしょう。
④選挙区のご機嫌をとり、議員からの見返りを期待しての選挙は、そろそろ終わりにしませんか。国民の代表と言いながら、地元の利益代表となっていませんか。「純粋」さをいま一度とりかえして欲しいものです。
⑤最近、飲みながら、「世の中のありよう」を話題にすると、「自分一人の力では」とてもとてもという人が増えています。日本が戦争に突入した時、個人の力は「無力」でした。発言してもだれからも圧力を受ける心配が無い、いまの時期が「最後」の瞬間です。なにも言えないような時代が迫っているように感じます。
⑥今を「新しい戦前」にしないためにも、「考えましょう」。